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【長文】 サッカー・カズ

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カズ、サッカー選手の三浦カズのことを書きます。

僕はカズが好きです。

カズが大活躍してた’90年代頃は、
ゴールを決めると、カズダンスとか、
イタリア製のスーツしか着ないとか、
少しチャラチャラした感じも
あったけど、

最初から、カズは、

真剣にサッカーのこと、
サッカーのことだけを、
サポーターの皆、
応援してくれるファンの皆との
一体感だけを

考えているんじゃないかな、

と僕は思っていました。


カズは、「サッカーが好きだ」と言っていました。

そして、

「皆との一体感が何よりも重要で、
皆から勇気をもらい、
僕も勇気を少しでも与えたい」

と言っていました。


そして、それは、2009年の今も変わっていません。


’98フランスW杯ににカズは生命を賭けていました。
カズを行かせない、というマスコミの論調や
色んな方面からの嫉妬、誹謗、批判が強い中、
カズは、

「自分で自分が信じられなかったら、
一体誰が自分を信じてくれるんだ?
自分で自分が信じれなくなったら終わりだろう?

自分を信じて、
自分を信じてくれている人たちを信じて、
努力して、オレは、頑張る!」

と言っていました。

カッコイイ!
ちょ~しびれませんか?

当時、自分は、出口のないトンネルにいて、
第三者からみたら、岡目八目で抜け出せるのに、
抜け出せない自分がいて、
これがカルマってやつか、
と自問自答をしていた、苦しい日々が続いていました。

全くの自信喪失していたときで、
TVで見た、このカズのインタビューの言葉に
ものすごく、感動したのを覚えています。


また、「W杯なんか、行けないんじゃないの~?」
という、否定的な質問が飛ぶ中でも、
瞳に強い強い意志の光を灯しながら、

「(どんなときも)信念みたいなものは、
全くかわっていないんでね!」
と言っていました。


カッコイイ!


しかし、カズは、フランスW杯の直前で落ちてしまいました。
カズは、「使うところが見つからない」と告げた岡田監督に対して、
「わかりました」とだけ言ってフランスを去りました。


カズは、「ワールドカップは、
僕にとってはお祭りじゃないんだ。
信念、人生みたいなもんなんだ」と常々語っていました。


落選直後も、泣かず、嘆かず、
一緒に落選した北沢と一緒に、

「きーちゃん(北沢)、うまいもんでも食べに行こう」

とイタリアに行き、
ゴッドファーザーのテーマソングを
ピアノで聴きながら、
ワインを飲んで、
静かに談笑していたといいます。


カッコイイ!

泣かず、自己弁護せず、
静かに、心を沈め、
理屈じゃなくて、
言葉じゃなくて、
自分を、友人を静かに思いやる、
なんて、カッコイイのか、

と感動したのを鮮明に覚えています。


帰国しての、記者会見でも
カズは泣きませんでした。
泣き言も一切言いませんでした。


北沢は泣き出しそうでした。
同じく落選したブラジルの有名選手ロマーリオでさえも
以前のインタビューの時に泣いていました。

でも、カズは泣きませんでした。


「日本代表としての誇りと魂はフランスに置いてきた」


金髪と燃える瞳に、
本当に、自分がやってきたことの、
静かなる自信と、
その、誇りと自負がうかがえました。。。


岡田監督に言いたいことはありますか?の問いに、

「別にありません」



男ですよね!



カズは中卒で、15才の時にブラジルに渡り、
血の滲むような経験の中で、裸一貫で
スターダムにまでのし上がってきました。


体中に刻み込まれたその10年以上の
常人の及びもつかないような、すさまじく、
かつ貴重な経験が、
「必要ない」と
まさに人生を賭けて来た、
その舞台の、
その直前で、
バッサリと斬られてしまいました。



自分の人生そのものだといって、

10年以上、

信念で、

渾身の力で、

情熱で、

進んで、

皆を引っ張ってきた、

その、

心の、

魂の、

衝動、

行き場を、


封じ込められた、

亡くされた、


その咆哮を思うと、

涙が出てきます。




その強い強い、信念を、
賭けてきた念いを、

一体どうしたのでしょうか?

どのようにすればよかったのでしょうか?





当時は、圧倒的な、キング・カズ!
敵からの接触回数はダントツで、
常に倒され、常にケガが絶えませんでした。

勝っても「偉そう」、
負けたら「カズのせい」、
とされることも多く、

優しい後輩、城は
「カズさんのせいじゃないのに!」
と言っていましたが、
カズは、


「エースとして勝負するなら、
全部自分の責任と思わなきゃ、ダメだ」


と語っていたそうです!


’98W杯予選の中東のアゥエーの地で、
負けが込み、味方のチーム内でも、
内部分裂状態の不協和音が鳴っていました。

そんな、絶体絶命の試合の中でも、
傷だらけの体で出場しながら、
カズは、自分で自分にこう言っていたそうです。


「こんなところじゃ、死ねねえよ。
なぁ、カズさん・・・」



敵も味方も、マスコミも、うまくいかなくなると、
カズの責任にし、
乗用車に鉄パイプがささっていたことも
何度もあったといいます。


それでも、
「おれは、サッカーが好きなんだ」
と言ってはばかりませんでした。


カッコイイっすね!


人生、辛いときもあるんじゃないでしょうか?
特に若い時だと、
理性的に判断できず、
仕事とプライベートと人間関係とその他活動の
両立に無理が出て、
体も、心も、疲れ果てるときがあるんじゃないでしょうか?


同じように僕にもそういう時もあります。

でも、
やってしまう。動いてしまう。


何故やるのか、時々わからないときがありますよね。
「なんで、やってんだろう、おれ、」みたいな
(悟りが低いと言われれば、それまでですが・・・)


でも、その、もうろうとした中で、
僕は、もう本能がやっている、
本能でやっている、
という感じがしてしまいます。


そんな時に限って、
不思議な悦びがあるのも事実ですよね?


別にマゾではないんですが、
そんな感じを持つときがあります。


カズも中田も、
「サッカーは喜びよりも、
辛いことのほうが多いかもしれない
なんでやってるのかっていうと、
わからない、
もう、本能でやっている気がする
使命感でやっている気がする」
と言っていたことがあると思います。


僕は別にマゾではないし、
それは違う、っていう意見も
めちゃめちゃあると思うけど、
本能で動いてるときって、


「あー、これが、無限に続く、永遠の大道なのかな・・・??」


ってふと感じてしまうときがあります。


以上、長々と書いてしまいました。



カズは、’98年以来、11年経ちました。
その間、クロアチアにいったり!、オーストラリアにいったり!、
J1の激しい入れ替え戦を戦ったり、
J2で!戦ったりしてます。

もう40歳過ぎていますが、まだ、現役で頑張っています。


数年前の年末の雑誌の記事で、
カズは言っていました。

「オレは、サッカーが好きだ。。
だから、もっともっと努力したい!

皆に勇気を与えられ、
僕が少しの勇気を与えて。。。

フォワードとして、点を取れないことに
文句を言う人はいっぱいいるけど、

サッカーを究めようとしている僕に

文句を言う人はいない!」


あー、まさに
心の王国を生きている人の言葉だなーって
思います!


ほんと、カッコイイです!!

利自即利他、

ってこういうことなんですかね?


僕自身は、実は、サッカーが好きというわけではないです。

カズが好きです。

カズのような、
信念を持って、
努力精進して、
皆のために、
もちろん自分のためにも、
燃え上がっていける男。


挫折があっても、乗り越えて、

悲劇があっても、
ゴッドファーザーの音楽を聴き、
ワインを飲みながら、
傷を静かに沈めている、
深い眼差しで全てを、受け入れる、
仲間をおもいやる、

みたいな、
男になれたら、いいっすね!



もちろん、それは、
僕が大尊敬している方に
悦んでもらえる生き様だと思うからです☆

さてと。

ガンバルゾー!
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